阪大におけるサイクルサッカーの歴史は昭和45年10月までさかのぼる。練習を始めて3年後の昭和48年にはリーグ優勝し充分な実力を持つようになっている。その一方でツアー中心のクラブの中における輪球の立場はあくまでも余技であり、独立したものではなかった。したがって輪球だけをやっている専門家がいたわけではなく、おそらく部員のうちの何人かが輪球をかじり、その中で特に熱心なものが試合に出ていたものと思われる。輪球班が正式にツアー班から独立したのは52年秋の役員改選直後のようだ。
阪大輪球班には練習を強制しないという伝統がある。これは甘いやり方ではなく、むしろ積極的な練習意欲を要求するものだろう。ツアーをするクラブの中で果敢に新しい種目に挑んでいった創始者の哲学が、15年を経て未だに息づいている。
輪球班に襲いかかった最大の試練は57年6月に、練習場であった旧体育館が焼け落ちてからの3年間だろう。基礎工裏の狭い空き地でなんとか練習を続けるが、部員数は減り、やがて2部に転落する。だがこの冬の時代ももう終ろうとしている。去年の夏にとうとう体育館の使用許可がおりて、床の上で練習ができるようになった。この春には輪球用のラインを引いてもらった。今年は新人2名を得て、活気づいている。これからの活躍に期待したい。
| 入学年度 | 氏 名 |
|---|---|
| 44 | 多 田 和 雄 |
| 45 | 妙 中 義 之 |
| 46 | 林 田 潔, 溝 口 雄 士 |
| 47 | 井 上 徹, 田 中 健 蔵, 藤 原 力 |
| 48 | 坂 口 祐 一, 富 岡 秀 起 |
| 49 | 岩 崎 敦 弘 |
| 50 | 片 岡 弘 幸, 橘 高 敏 彦 |
| 51 | 島 崎 正 行, 吉 田 紀 章 |
| 52 | 金 光 保 雄, 妙 中 隆 之 |
| 53 | |
| 54 | 小 野 修 司, 香 川 洋, 長谷川 邦 昭 |
| 55 | 足 立 哲 紀, 武 田 泰 浩 |
| 56 | 新 久 司, 湖 中 淳 二, 伴 雅 雄, 森 川 省 吾 |
| 57 | 高 橋 孝 治, 高 宮 俊 人, 津 田 悟, 松 村 忠 之 |
| 58 | 柿 本 敏 克 |
| 59 | 泉 克 彦, 東 山 信 幸 |
| 60 | 岡 正 晃 |
| 61 | 木 下 昌 也 |
| 62 | 井 上 武 明, 竹 村 一 樹, 藤 田 守 文, 保 地 和 郎 |
| 63 | 小 池 陽 介, 渡 辺 誠 也, |